Amazonの Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)の効果的な使い方をご存知でしょうか?
一般的にKindle本を読む人にとってメリット(定額の読み放題サービス)がある印象があります。しかし、実はキンドルで電子書籍を出版する人にも利用する価値があるサービスなのです。
本の販売数を伸ばしたり、印税収入を増やしたり・・といった利点があります!
今回はその方法を具体的にお伝えしていきます。
もし今後、Kindleで電子書籍を出版しようと考えているのであれば、ここで紹介している内容を参考にしてみてください。
Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)とは

月間利用者数が”5253万人”(2020年4月時点)のECサイト「Amazon」が提供する「Kindle」の読み放題サービスです。他にも、電子書籍の関連サービスには、楽天のkoboやSONYのReader Store・大日本印刷のhonto電子書籍ストアがありますが、Kindleは圧倒的No.1で・・市場の45%を占めるほど人気・認知度を誇っています。
定額・読み放題サービスの対象ジャンルは、
- 文学
- 思想
- 社会
- ビジネス経済
- 趣味
- 資格
- コミック
など、全28種類にも及びます。
Kindleの電子書籍は紙と違い、
- スマホ(iPhone/Android)
- PC(Windows、Mac)
- タブレット端末(iPad、Androidタブレット、Fireタブレット)
に保管できるので、持ち運びが便利です。
他にも、場所を選ばず好きな時に気軽に読めます。
次に「Kindle Unlimited を利用するメリット」を紹介していきます。
Kindle Unlimited を利用するメリット・デメリット

キンドル アンリミテッドを利用するメリットのうち、
- 値段の安さ:月額料金980円の定額サービス
- Kindle Unlimitedの会員は対象本を無料で読み放題できる
- 無料期間(30日のお試しサービス)
- 電子書籍や原稿作成やコンテンツづくりの参考本が見つかる
- 書店では見かけない本もある
の5つが出版する人にとって必見ポイントです!
電子書籍の原稿作成やコンテンツづくり(メルマガ・ブログ・SNS投稿など)など、いろんな場面でKindle Unlimitedの読み放題サービスを有効活用できます。場合によっては、数万円分の書籍代をカットすることも可能なので、すごく便利です!
ここで挙げた3つのメリットを1つずつ掘り下げていきます。
値段の安さ:月額料金980円の定額サービス
『Kindle Unlimied(キンドル アンリミテッド)』は読み放題の対象本であれば、月に何冊読んで月額料金980円の定額サービスです。月額980円なので、1冊ビジネス書を買うよりも安い値段になります。
いろんな電子書籍・雑誌を読む人、たくさんの本を何度も読みたい人にとって非常に便利なサービスでしょう。
Kindle Unlimitedの会員は対象本を無料で読み放題できる
『Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)』の会員になることで、読み放題の対象となる「和書12万冊・洋書120万冊」もの本を無料で読めるわけです。
また、何か調べ物したり、文章を作成したりするときに役立つ読み放題サービスです。
ちなみに、Kindle Unlimitedに似たサービスに「Prime Reading(プライム リーディング)」があります。Amazon Primeの会員であれば利用できるもので、月額0円(Prime会費のみ)ですが、読み放題の対象本数が約820冊と限られています。
無料期間(30日のお試しサービス)
アマゾンのKindle Unlimitedには「30日間の無料お試し期間」があります。一度、会員になって読み放題の対象本を利用してみるといいでしょう。もし、サービス内容が求めていたものと違っていたり、値段相応の価値がないと感じたりした場合は、無料期間内に解約すれば料金は発生しません。
ただし、無料期間のサービスを受けられるのは初回の登録時のみです。
時期によってはキャンペーンが実施されており、2ヵ月99円で読み放題サービスを利用できることもあります。
Kindle Unlimitedのデメリット
Kindle Unlimitedを利用するメリットはある一方で、使うときに注意しておきたいこともありますので、こちらも紹介しておきます。
- ダウンロードできるのは10冊まで
- 無料で読めた本が有料に変更される場合がある
- すべての本が無料の対象ではない
この3つがちょっとしたデメリットです。
キンドル アンリミテッド(月額980円の定額サービス)のメリット・デメリットを比較した場合、普段から本を読む人やコンテンツをつくる人にとっては、利用するメリットが断然大きいです!
Kindle Unlimitedの登録方法
ここから「Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)の登録方法」を紹介していきます。
登録手順は
- Kindle Unlimitedのサイトにアクセスする
- 「30日間の無料体験を始める」をクリックする
- 支払い方法を選択する
の3ステップです。
各ステップを詳しく説明していきます。
Kindle Unlimitedのサイトにアクセスする

まずは「Kindle Unlimited 読み放題の登録サイト」にアクセスし、「サインイン」します。
「30日間の無料体験を始める」をクリックする

次に「30日間の無料体験を始める」をクリックします。時期によっては「GWキャンペーン」のような期間限定のプランもあります。
支払い方法を選択する

最後に「支払い方法」を選択します。
Kindle Unlimitedの月額料金を決済する手段は
- クレジットカード
- デビットカード
- プリペイドカード
- Paidy翌月払い
- 携帯決済
の大きく4つです。
どれか1つ選択した後に「続行」ボタンを押すと登録完了です。
キンドル本の売り手がKindle Unlimitedを効果的に使う方法

ここでは「キンドル本の売り手がKindle Unlimitedを効果的に使う方法」を
- 出版するKindle本を読み放題の対象に設定する
- 出版する電子書籍のコンセプトや内容を無料でリサーチできる
- Kindle本の値段(有料価格)を高くする
の3つの観点から紹介していきます。
出版するKindle本を読み放題の対象に設定する
Kindleで出版する本を読み放題の対象にする方法については、
【徹底解説】アマゾンのKindleで出版する本の値段の決め方
で詳しく紹介しています。
出版する電子書籍のコンセプトや内容を無料でリサーチできる

Kindleストアの投資ジャンルで電子書籍を出版するとき、同カテゴリーの本のタイトル・デザイン・目次・原稿の内容などをリサーチすることあるでしょう。
このとき、Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)の会員である場合、多数の書籍を無料で読めるわけです。ちなみに、上図の赤枠で囲んだ本は無料で読めます。
もし会員でなければ、数万円のコストをかけて本を購入しリサーチする必要もあるでしょう。
そう考えますと、Kindleの読み放題サービスを月額980円で利用するメリットは大きいです。
Kindle本の値段(有料価格)を高くする

キンドルで販売する電子書籍の有料価格を高くし、Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)の対象本にして、会員は無料で読める状態にしておきます。これにより、本の価値が高まって購読者数が増えやすくなります。
無料だとしても、1ページ読まれるごとに約0.5円の印税収入が発生するので、読み手・売り手(著者)の相互にメリットがあるわけです。
【まとめ】
ここまで、Kindleで電子書籍を出版する人向けに「Amazon Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)の効果的な使い方」をテーマにお話ししていきました。
お伝えした内容をザッと確認しますと・・
- Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)とは
- Kindle Unlimited を利用するメリット・デメリット
- Kindle Unlimitedの登録方法
- キンドル本の売り手がKindle Unlimitedを効果的に使う方法
の4つです。
読み手だけでなく、出版する人(売り手)にとっても Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)を利用するメリットが大きいのは
- 値段の安さ:月額料金980円の定額サービス
- Kindle Unlimitedの会員は対象本を無料で読み放題できる
- 無料期間(30日のお試しサービス)
- 電子書籍や原稿作成やコンテンツづくりの参考本が見つかる
- 書店では見かけない本もある
の特徴があり、わざわざ高い費用をかけて本を購入する必要がなくなるからです。
もし、キンドルで本を出版して販売数を伸ばしたり、新規客リストや印税収入を増やしたいと思われたのであれば、この記事で紹介したことを参考にされてみてください。
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